メグ(ルチナリスの幼馴染み)の兄。
勇者オタク。方向音痴。ゼス(ノイシュタイン隣町)出身。
妄想が激しく、その為ファンタジー系には順応力が高い。
実戦経験は皆無。そのため鎧も剣も光り輝いている。
読書家(嗜好に偏り有)で、創作話をいかにも体験談のように語るのが上手い。おっ〇いは至高。
聖剣(?)の持ち主。
海の魔女事件の後は、町長宅で住み込みの護衛と言う名称の食客《しょっかく》扱いをされている。
身長 :168cm
髪色 :くすんだ金
瞳色 :ハシバミ色
一人称 :僕
作中呼称 :勇者様、勇者、エリック、エリくん
■勇者B
魔王退治にノイシュタインを訪れる冒険者の総称。
主にパーティのリーダー格(剣士)がそう呼ばれることが多い。
ノイシュタイン城城下町を治める政治家。50代。
町長を5期に渡って務めている。6期目の選挙にも出る予定。
口から先に生まれて来たような性格で、放っておくと際限なく喋り続ける。
事あるごとに手土産に菓子折りを持ってやってくるが、領主は甘いものが苦手なのでそのほとんどがルチナリスとガーゴイルの腹に収まっていることを知らない。
孫が2人。名前はマリーとアンナ。
奥さんは(手前味噌ながら)美人で料理上手らしい。
一人称:私
天使。勇者A(エリック)の相方。失った聖女の代わりを探している。
高慢で高飛車。お姉様系。趣味は美容と買い物。
実を言えば性別はないが、外見も性格も女性になりきっている。
態度が馴れ馴れしいのでルチナリスからはグラウスの元カノ《元・彼女》ではないかと疑われているが、そんな事実はない。
攻撃魔法は炎の輪、それ以外に回復、白魔術も得意。
特に白魔術は魔族を|浄化《殺》してしまうので、魔族にとっては天敵である。
勇者の相方ではあるがいつも連れ立っているわけではなく、どちらかと言えば聖都ロンダヴェルグにいることが多い。
身長 :177cm
髪色 :金
瞳色 :金
一人称 :あたし
作中呼称 :ソロネ、お姉様、金髪美女
勇者《エリック》の妹。ルチナリスの幼馴染み。
メグはマーガレットの愛称。
ミバ村襲撃前に引っ越し、今はゼス(ノイシュタインの隣町)に住んでいる。
転んだところを青藍に助けられて以来、淡い恋心を抱いていた。
次代聖女候補として聖都に見い出されるも、その後、行方不明となる。
ルチナリスより背が高く、黒目がちの大きな目と華奢な手足で、歩くだけで通りすがりの男をおとせる(らしい)。
隣町に引っ越してきた当初は引っ込み思案で友達も少なかったが、元々の性格は決しておとなしくはなく、むしろ目的のためには何でもする行動力がある。
髪色 :濃茶
一人称 :あたし
作中呼称:メグ、マーガレット、聖女候補、勇者の妹
ノイシュタイン城下町で小間物屋を切り盛りしている女性。既婚。
調理器具、文房具から装飾品に至るまで、ありとあらゆる雑貨を取り扱っている。
※但し田舎町の小さな雑貨店なので品揃えはやや劣る。
ルチナリスにとって城下町での数少ない話し相手でもある。
噂好きで、城下町で起きている事件はほぼ彼女から聞くことができる。
ルチナリスと青藍が実の兄妹ではないと薄々察している。
身長:160cmくらい
瞳色:緑
髪色:紫がかった灰色
■リド
かつてカリンが冒険者をしていた頃の仲間。料理人。パンが得意。
パーティを解散した後は行方知れずだったが、町長宅の料理人として現れる。
パン焼き釜を自作するほどで、何時《いつ》かは自分の店を出すのが夢。
魔王復活後はパン販売馬車に乗り、アルドと共に聖剣を探す旅に出る。
アルドより年上で、名前が同じ韻《いん》を踏んでいることから弟のように思っていた(血縁関係はない)。
髪色:灰味がかった青
瞳色:灰味がかった緑
■アルド
かつてカリンが冒険者をしていた頃の仲間。勇者。
幼馴染みのカリンに気があったが、魔王討伐失敗時に捨てられ、以後、行方不明。後に闇に染まった聖剣ジーザスフリードを持って再度ノイシュタイン城に現れ、青藍に傷を負わせるものの利き腕を負傷。
その後、もう1度現れたが既《すで》に廃人と化し、戦える状態ではなかった。
城の外に放り出されていたところをリドに拾われ、魔王復活を機に新たな聖剣を求めて旅に出る。
が、精神は壊れたまま正常には戻っていない。
髪色:灰